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学校にある2本の木

 平和集会の中で、校長講話として学校に植えてある「被爆クスノキ二世」と「被爆柿の木二世」の2本の木のことを話しました。

 被爆クスノキ二世の木は運動場の藤棚の先に、被爆柿の木二世の木はブランコの近くの桜の木の間にあります。被爆クスノキは今から18年前に、原爆の悲惨さや、命のすばらしさ、平和の大切さを伝えるために、時津町が町内の小中学校と、保育所、文化の森公園に植えたそうです。被爆柿の木は原爆から生き残った柿の木を治療した樹木医さんが、平和の象徴として、願いを込めて、その苗木を長﨑を訪れた子供たちに配る活動をされていたそうです。詳細はわかりませんが、その活動の一環として植えられたものだと思われます。

 この鳴鼓小には 原爆に耐え 生き続けている2本の木があります。時々、このクスノキや柿の木を見て鳴鼓小のみんなが、命や平和について考えてくれればいいなと思っています。